大森の東側には、大きな臨海エリアが広がっていて、海を身近に感じられる公園や施設が連なっています。
京急大森海岸駅から第一京浜高速道路を挟んで徒歩10分ほどのところにある『しながわ水族館』について紹介しましょう。
■ イルカ・アシカ・アザラシのショーが楽しい
しながわ水族館は、しながわ区民公園に併設されている区が運営している水族館です。
イルカ・アシカ・アザラシのショーがあり、愛くるしい姿と、ダイナミックな水しぶきが楽しめます。
2018年春には、水族館プロデュースで有名な中村元さんによる企画「ヒレ足甲子園」に、ゴマフアザラシの「はなこ」と、アシカの「クッキー」がエントリー。
飼育スタッフの佐々木さんによると、「はなこ」に代表されるようにアザラシの素晴らしいジャンプ力は見どころの一つだそうです。
「クッキー」は、大きな顔と物怖じしないところが特徴で、水族館の人気者です。
10:20から、10~15分間隔で、イルカ・アシカ・アザラシのショー+プロジェクションマッピングが行われています。
スケジュールは公式ページで確認できます。
火曜日、元日が休館日となっていますが、それ以外は10時~17時の間オープンしています。
(参考)しながわ水族館タイムスケジュール
■ しながわ水族館の人気スポット
「アザラシ館」
アクリル製水中トンネルを通り抜ける、力強い泳ぎを360度から見ることができます。
1階部分が円形水槽のプール、2階部分が陸地の設定になっていて、愛嬌たっぷりの陸地での姿にも癒やされます。
「クラゲたちの世界」
地下1階の体験広場には、クラゲの展示があり、ゆりかご水槽、円形水槽、円柱水槽、クラゲフォトスタジオ水槽があります。
照明を落としLED調光装置で演出された空間が幻想的です。
「東京湾に注ぐ川」
ミズナラの巨木が観覧通路に大きく張り出し、森から川、川から海へとつながる自然の営みを連想させる横長の水槽が展示されています。
岩や植物が配置され、イワナ、アカハライモリ、アメリカザリガニ、カルガモなどを見ることができます。
■ しながわ水族館の周辺も一緒に楽しめる
しながわ水族館の横には、屋外プールがあり、その回りは公園施設になっています。
小さなお子さん連れのファミリーなら、お弁当を持って過ごしても良いですね。
手頃な規模で、それぞれの施設を行き来しやすいのも魅力です。
大井町駅からは、徒歩で行くのに少し離れているので、シャトルバスが運行されています。
大森海岸駅周辺に住んでいる場合は、歩いてお散歩がてら、気軽に行く事ができます。