みなさんこんにちは。リブリッチの石井です。
本日は、「トイレトラック」のご紹介です。
トイレトラックは、災害時に断水や停電などで水洗トイレが使えなくなる事態を想定して開発したトイレの移動トラック。導入自治体は全国29カ所目で、23区では初。
トラック内部には洋式トイレ4つに加え、オストメイト対応設備やおむつ交換台、ベビーキープを備えた多目的トイレ1つを設置する。多目的トイレ側には電動の昇降機を備え、車いす利用者も使える。太陽光発電の設備によって、停電時や夜間でも周囲やトイレ内を明るくできる。
トイレトラックの導入に当たり、品川区はクラウドファンディングを行い、購入費用の約2,600万円に対して約1,423万円の寄付を集めた。車体のデザインは、品川地区と大崎地区、大井地区、大井・八潮地区、荏原地区の代表的な風景を描いた複数の案を用意し、区民アンケートで投票の多かった目黒川の桜としながわ花海道のデザインを選んだ。
導入の背景について、森澤恭子品川区長は「令和6年能登半島地震では、断水や停電で水洗トイレが使えない事態になり、生活環境の悪化が大きな課題となった。