東京都品川区の森沢恭子区長は26日、親が働くなどして朝の居場所がない子どものために、区内の区立小学校、義務教育学校の全37校で朝の学童の創設を検討していることを明らかにした。そのうちの数校で朝食を無料で提供するモデル事業も検討するという。
都内で開かれた「朝日地球会議2024」で、「ウェルビーイング(心身の健康や幸福)な社会の実現に向けて」と題した講演で明らかにした。「来年度から朝の居場所作りと無償の朝食支援にチャレンジしたい」とした。
森沢区長は、子どもが小学校に進学すると、「保育園より登校時間が遅くなり、親の出勤に影響し仕事を続けにくくなる朝の小1の壁がある」と指摘。親が出勤した後に、子どもが登校時間まで一人で過ごし、さらに朝食を食べない子どもも一定数いるとした。
森澤恭子(もりさわ きょうこ)氏は、2022年12月に東京都品川区の区長に就任した政治家です。1978年神奈川県茅ヶ崎市生まれで、早くから日本の政治に関心を寄せ、慶應義塾大学法学部を卒業後、日本テレビの報道記者を経て、広報業務や東京都議会議員として活動しました。その後、無所属で品川区長に立候補し、再選挙を経て当選を果たしました。
多様性の尊重と子育て支援、地域の活性化を重視しており、「子どもや若者が活躍し、高齢者も安心して暮らせるまちづくり」を掲げています。政治においては無所属で活動しており、区民とともに新しい品川を創るための開かれた姿勢を強調しています
品川区は現在以下のような子育て支援を行っております。
子育て支援サービス
「しながわパパママ応援アプリ」では、妊娠期から利用できる品川区の子育て支援情報や子育て応援コラムが提供されており、子育て中の家族に役立つ情報を簡単に確認できます。また、区の「いきいきあんしん子育てガイド」は、妊娠から小学校入学までの支援や利用できる施設の情報を網羅しています。
保育料無償化と補助制度
区内では、3歳から5歳の子どもに対する保育料無償化をはじめとする「子育て3つの無償化」が実施され、保育園や幼稚園利用にかかる費用負担を軽減しています。また、医療費助成制度として18歳までの医療費補助があり、経済的なサポートも整っています。
相談サポートと支援センター
品川区では「しながわネウボラネットワーク」や「家庭あんしんセンター」などを通じて、子育てに関する相談や親子の交流の場を提供しています。例えば「しながわっ子子育てかんがるープラン」では、区の相談員が家庭ごとに支援計画を立て、小学校入学までの長期サポートを行っています。
一時保育や病児保育の提供
一時保育や病児保育、学童保育など、家庭の事情に応じた保育支援も充実しており、保護者の急な仕事や休養に対応するための預け先が用意されています。
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おわり
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