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大森「ジャーマン通り」って?

JR大森駅の北口から伸びる「ジャーマン通り」は、その昔、東京ドイツ人学校があったため、こう呼ばれるようになりました。
海外製品が「舶来物」と言われ珍重された時代の話です。
洋館や著名人の屋敷などもあったエリアですね。

 ■ 山王の高級住宅街のイメージ


山王から馬込、池上のあたりは、古くは景勝地「八景坂」があり、明治時代から文化人の集まる街でした。
関東大震災後の1925年、横浜からドイツ人学校が移転し、1991年まで、ジャーマン通りに「東京ドイツ人学校」があったのです。

周辺には、外国人居住者も多く、山王の山の手イメージとあいまって、おしゃれな印象が根付いています。
現在は、中層階のビルが並び、二車線を車が流れる通りですが、背の高い街路樹が続いています。
通りからちょっと入ると、一戸建ての住宅街が広がっていて、時折、敷地の広いお屋敷に出くわします。

大型のショッピングセンターはないですが、そのかわり落ち着いた住環境があり、美味しいケーキ屋、レストランなどに行く楽しみがあります。

■ ジャーマン通りの人気店


<ル・ガリュウM>
モンブランなどの焼き菓子を中心に、確かな技術で作られるスイーツにファンも多い。
トンガリ帽子のようないちごのモンブランが可愛らしい。
2階はイートインスペースとなっていて、コーヒーなどの飲み物と一緒にケーキが味わえます。

<BAKEMAN>
北海道産小麦、オーガニックや添加物不使用の食材をメインに安心安全なパンを手作りしています。
黒千石、ゴーダチーズ、ふわふわのクリームパンがおすすめです。
五反田の有名店アリエッタで人気メニューを作り出していた職人さんが独立したとあって、注目度高し!

<くろさわ東京菜>
中華料理店としながら、シェフはイタリアン経験者。横須賀「皇蘭」で修行し、蒲田「聖兆」で料理長を経験後独立。引き出しの多さで、中華・フレンチ・イタリアンの融合した料理は高い評価を受けています。
ランチで“エゾシカの肝ハツ”、“豚肉紅麹いちご揚げ”など、伝統中華はもちろん、斬新でここでしか味わえないレベルの高いお料理がいただけます。

<インド食堂リム>
白いカフェのような扉なのに、ひさしに「インド食堂リム」の大きな文字。どんなお店かと興味をそそられます。
テーブル4席の小ぢんまりしたお店ですが、白いカレーチキンレザラ、タンドリーチキンなど、独特の旨味が利いていてリピートしたくなるお味です。

ネオンでお客を寄せるお店ではなく、味で勝負する本物嗜好のお店が通りに並んでいるので、ちょっとずつ開拓するのが楽しみになりますよ♪

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